株式会社ダブディビ・デザインの公式ブログ。 障害者アートや福祉とデザインに関することなどを綴っています。 http://www.dabudivi.com/


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カテゴリ:活動の様子( 132 )

2018/5/14 ギャラリーインカーブKYOTO【白ノ風景】

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ここの佇まい、いったい何のお店??と思う外観ですよね。
実はここ、ギャラリーなんです。
福祉事業所によるアート活動の中でも有名なアトリエインカーブさん(大阪)のギャラリー、
ギャラリーインカーブKYOTO(京都)にお邪魔しました。

※この場所は、インカーブ代表の今中さんの生家らしいです。
 「今中酒店」と書かれているのが、その名残なのだそうです。

そして全然本題に関係ないのですが、
私が社会人になって一番初めに一人暮らしをしたのが、
このギャラリーから徒歩1分のところでした。
なので、個人的にはとってもとっても懐かしいエリアでした(^o^)

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現在開催中の企画展は、西川遼志さんの個展【白ノ風景】です。

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西川さんの作品は、下書きなしでカッターナイフで画用紙を切り抜いて描かれます。
「切ることで描く」という独自のスタイルです。
この写真だとわかりづらいと思いますが・・・

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アップで見るとこんな感じです。
そこそこ厚みがある画用紙を使っておられるので、
カッターナイフで切るのも結構コツがいるのではと想像します。

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このスタイルになった初期の頃は、割と画面を埋め尽くすような構図だったそうです。

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しかしその中にも、画面がつながる部分、大きめに切り取られる部分と、
西川さんなりの計算があるようです。

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そしてそれが次第に、かなり空白の多い構図に変化してきているそうです。
制作中でも納得いかないものは、途中で制作がとまることもあるそうです。

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ギャラリーのスタッフさんとお話していると、
西川さんの過去の作品を拝見することができました。
今の技法に辿り着く前には、鉛筆でこんな作品を描いておられたそうです。
この作品もよく見ると、とても小さな単位の塊が集積しているような技法で描かれており、
現在のスタイルに通じる部分も感じ取れます。


しかしとにかく、
この作品は実物を見なければ、その凄さがわからない作品であることは確かです!!
限られた日程ではありますが、まだ会期は残っていますので、
まだ見てないという方は、是非、京都まで足を運ばれることをお薦めいたします♪


ギャラリーインカーブKYOTO【白ノ風景】
2018年4月28日・5月12日・19日・26日 土曜のみ開廊
12:00~19:00
※詳細は下記URLから。


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by dabudivi | 2018-05-14 08:47 | 活動の様子 | Comments(0)

2018/5/6 【But Beautiful】やまなみ工房と片山工房

もう3か月も前のことになってしまいましたが、
2月上旬、滋賀県甲賀市にあるやまなみ工房さんにお邪魔しました。
ダブディビ・デザイン×ブルーミング中西さんのART BRUTハンカチーフ、
ダブディビ・デザイン×オーロラさんのART BRUT傘、
それぞれの原画作者さんへの取材が目的だったのですが、
(こちらの取材も後日まとめて公開しますが…)
タイミングよく、敷地内にあるギャラリーの企画展も見ることができたので、
その展覧会の様子をご紹介させていただきます。

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こちらがやまなみ工房敷地内にあるGallery gufguf
福祉施設のギャラリーとは思えない、素敵なギャラリーです!!

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2018年1月22日~3月22日は、【But Beautiful】と題した展覧会で、
やまなみ工房さんと片山工房さんの二つの施設さんのコラボ展でした。

ここからは、どどーーんんと展示の様子を写真でご紹介します。

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片山工房の澤田隆司さん。
澤田さんは、右足でコップに入れたペンキを蹴りキャンバスに流すという、
「フット技法」なる独自の技法で作品を描かれているそうです。
残念ながら、2013年に他界されているそうですが、
今なお作品をこうして拝見できるのは、嬉しいことですね。
迫力満点の作品です。

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片山工房の湯井亮さん。

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片山工房の上杉結喜さん。
お花の絵を描くことが多く、ぐるぐる紙を回しながら描くうちに、
花がうねるような作品になるのだそうです。

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片山工房の齋藤晴久さん。
身の回りにある風景を描くことが多いのだそうです。

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やまなみ工房の山際正巳さん。
彼は、誰もいない昼食時の静かなアトリエで毎日15分だけ制作をするそうです。

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やまなみ工房の冨士川義晃さん。
棒状の粘土のかたまりをどんどんつけていき出来上がる作品。

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やまなみ工房の鎌江一美さん。
「まさとさん」と銘打たれた作品は、施設長の山下完和(やましたまさと)さんがモデル
山下さんへの愛情が制作意欲につながっているのですね♪♪

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やまなみ工房の山本愛さん。
タイトルは「かお」!

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やまなみ工房の中井裕美子さん。
布と糸で作られた塊のような作品。
浮遊するように大小いくつかの作品が展示されていましたよ。

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片山工房の白井望さん。
手前の作品のタイトルは「りんご」。
そう、あの漫才師ハイリールのりんごさんです!
特徴をうまくとらえつつも白井さんの作風が際立っているという、おもしろい作品ですね。

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片山工房の佐田かおりさん。
赤が大好きなのだそう。

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やまなみ工房の酒井美穂子さん。
Eテレ・バリバラ内のドラマでも取り上げられたことがありますが、
酒井さんは一日の大半、「サッポロ一番しょうゆ味」を持って過ごしています。
食べるわけでもなく、ただ、親指で擦り、音をたてて見つめているのだそうです。

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最後は、片山工房の上杉結喜子さん。
タイトルは「向日葵」。

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画面を埋め尽くすように描かれた向日葵。
鉛筆と紙だけなんだけど、なんかこう、圧倒されるものがありますね。



滋賀のやまなみ工房と神戸の片山工房さん、
どちらもアートに重点を置きつつ、
利用者さんそれぞれの個性としっかり向き合っておられる施設です。
時間をかけ、じっくり取り組んでおられる施設さんの作品は、
やはり迫力があり、作品に“力”があるなと思います。

◆やまなみ工房さんのHPはこちら

◆片山工房さんのHPはこちら


※Gallery gufgufでのこの展覧会は既に終了しています…。
しかし、両施設さんともに、各地で作品を見れるチャンスは多いので、
是非、HPをこまめにチェックしてみてくださいね♪


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by dabudivi | 2018-05-06 19:21 | 活動の様子 | Comments(0)

2018/5/5 【道ばたで見つけた ちいさないきもの】濱中徹展、絶賛開催中!

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現在、art space co-jinで開催中の展覧会、
とってもオススメなのでご紹介させていただきます!

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入口のガラス戸にも、かわいいデコレーション♪

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今回の展覧会は、濱中徹さんの初個展。
私が濱中さんの作品を初めて拝見したのは、
今年2月上旬に開催された共生の芸術祭でした。

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濱中さんは、この展覧会のタイトル通り、
散歩途中で見つけた植物や生き物を、ご自身のフィルターを通し描かれています。
緻密に観察したモチーフの特徴と、濱中さん独自の空想が絶妙に絡み合って、
繊細であり大胆な、とてもおもしろい作風なのであります。

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展示風景です。

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線も色もとっても繊細なので、写真では魅力が伝わりきらないのが残念です…。

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展示台の中には、様々な道具やスケッチも飾られていました。

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多くの作品は、エスキース(下書きの絵)を描いた上で本制作に取り掛かられるそうです。
見れば見るほど、濱中さん、すごく几帳面な方なんだろうなーと思います。

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私が一番好きだった作品はこちら♪
ちょっととぼけたような表情のフクロウさん、かわいいです(≧▽≦)

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展示台の下に、濱中さんの本棚からいくつかの本が飾られていました。
何冊かは、私の本と同じものがあったりして、ちょっと親近感がわいたり♪

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こちらは、入口の方に展示してあったものですが、
左奥の小さなマシンは、なんとラジオなんだそうです!
自分で組み立てるラジオだそうです。
わ!濱中さんもラジオ聞くのが好きなのかな♪と思ったら、そうではなく、
濱中さんはラジオなどの機会の“仕掛け”がお好きなんだそうです(^_^;
確かに、作品の中にも、機械の部品のようなモチーフがよく出てきます。

いつもながら、co-jinさんの展示はすっきりしていて見やすく、
且つ、作家さんや作品の愛情が伝わる素敵な展示です。
ギャラリーに行かれる方は、是非、スタッフさんともお話してみてくださいね!
キャプションには書いていない、おもしろいエピソードなんかも聞けるかもしれませんよ♪

そしてなんと、5月11日(金)13時~、濱中さんが在廊予定なんだそうです。
お時間ある方は、是非、濱中さんに会いに行ってみてはいかがでしょうか!!


【道ばたで見つけた ちいさないきもの】濱中徹展
日時:2018年4月3日(火)~5月20日(日)※月曜定休
   10:00-18:00
会場:art space co-jin


art space co-jinさんのHP→★http://co-jin.jp/
art space co-jinさんのFacebook→★https://www.facebook.com/artspacecojin/

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by dabudivi | 2018-05-05 17:04 | 活動の様子 | Comments(0)

2018/3/23 カペイシャス【平野喜靖 個展】

またまた2週間ぶりのブログ更新になってしまいました…(>_<)
3月は出張が多くて…なかなかPC作業が出来ずでおります。。。
(とゆー言い訳ですが…)

さて、そんなこんなでまたブログネタがたまってきました(^_^;
少し前の情報にはなりますが、
少し前を振り返ることも大切!!と言い聞かせ、
皆さんに情報提供していこうかなと思っております。

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今回は、1月末~2月はじめにかけて開催されたカペイシャス展覧会 #07 についてです。
場所は、カペイシャス展覧会ではお馴染みのCaloさんです。
本屋さんであり、カフェであり、ギャラリーであるという素敵な空間です。

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そして今回は平野喜靖さんの個展。
平野さんは、大阪にあるYELLOWという施設に所属されている作家さんです。
私が初めて平野さんの作品を見たのは、2012年頃です。
近畿ろうきんさんとたんぽぽの家さんとが毎年実施されているプロジェクト「ひと・アート・まち」の展覧会でした。
※その時の情報はこちら→

その頃は、YELLOWさんの存在も知らず、
「なぬなぬっっ!!すごい施設があるぞっっ!!」と興奮したのを覚えています。

ちょうどその頃の平野さんの作風はこんな感じでした。
色づかいがビビットで、模様が好きだったのをよく覚えています。

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平野さんの作風はその後、どんどん進化・変化します。
これも比較的、初期だと思いますが、先程の作品とはカラーイメージが全く異なりますね。

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こちらは文字の作品。

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これも素敵ですねー!

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アップで見ても退屈しません。
実は、高校生の頃、レタリング検定を受けている私としては、
平野さんの文字に関する執着というか、このレタリングセンスというか、
とっても共感します♪♪
私もこういう文字書くの、嫌いじゃないです。

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近年は大胆な作風に変化していますね!

しかし、ここまでいろいろに描けること自体、
平野さんが本物の“アーティスト”であることの証明なのではと思ってしまいます。

これからも進化し続ける平野さんの作品、また楽しみにしています^o^


◆カペイシャスのホームページはこちら→
◆平野喜靖 個展レポート→


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by dabudivi | 2018-03-23 18:32 | 活動の様子 | Comments(0)

2018/3/23 カペイシャス【平野喜靖 個展】

またまた2週間ぶりのブログ更新になってしまいました…(>_<)
3月は出張が多くて…なかなかPC作業が出来ずでおります。。。
(とゆー言い訳ですが…)

さて、そんなこんなでまたブログネタがたまってきました(^_^;
少し前の情報にはなりますが、
少し前を振り返ることも大切!!と言い聞かせ、
皆さんに情報提供していこうかなと思っております。

c0256166_18303690.jpg
今回は、1月末~2月はじめにかけて開催されたカペイシャス展覧会 #07 についてです。
場所は、カペイシャス展覧会ではお馴染みのCaloさんです。
本屋さんであり、カフェであり、ギャラリーであるという素敵な空間です。

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そして今回は平野喜靖さんの個展。
平野さんは、大阪にあるYELLOWという施設に所属されている作家さんです。
私が初めて平野さんの作品を見たのは、2012年頃です。
近畿ろうきんさんとたんぽぽの家さんとが毎年実施されているプロジェクト「ひと・アート・まち」の展覧会でした。
※その時の情報はこちら→

その頃は、YELLOWさんの存在も知らず、
「なぬなぬっっ!!すごい施設があるぞっっ!!」と興奮したのを覚えています。

ちょうどその頃の平野さんの作風はこんな感じでした。
色づかいがビビットで、模様が好きだったのをよく覚えています。

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平野さんの作風はその後、どんどん進化・変化します。
これも比較的、初期だと思いますが、先程の作品とはカラーイメージが全く異なりますね。

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こちらは文字の作品。

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これも素敵ですねー!

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アップで見ても退屈しません。
実は、高校生の頃、レタリング検定を受けている私としては、
平野さんの文字に関する執着というか、このレタリングセンスというか、
とっても共感します♪♪
私もこういう文字書くの、嫌いじゃないです。

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近年は大胆な作風に変化していますね!

しかし、ここまでいろいろに描けること自体、
平野さんが本物の“アーティスト”であることの証明なのではと思ってしまいます。

これからも進化し続ける平野さんの作品、また楽しみにしています^o^


◆カペイシャスのホームページはこちら→
◆平野喜靖 個展レポート→


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by dabudivi | 2018-03-23 18:32 | 活動の様子 | Comments(0)

2018/3/10 Good Job! Award 2017@ヒカリエ のご報告です

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皆さん、今のご自身の働き方についてどんな考えをお持ちですか??
年齢、生活環境、様々な事情により、「働く」ということについての考えも様々だと思います。
私自身、独身時代は少々ワーカホリック気味に働くくらいが好きでしたが、
子育てしながら働く今は、仕事と私生活のバランスをうまくとることを心掛けています。
子育てだけでなく、例えば、介護と仕事の両立、趣味と仕事とのバランス、
また体力や気力の変化に伴った仕事量など、
「働く」ことについて、もっと多様な選択肢があれば誰もにとってよいかもしれませんよね。
そんな、新しい働き方のヒントが障害のある方の働き方の中にあるのではないか、という仮説のもと、
この【Good Job! Award】は実施されています。

※Good Job! Awardについての詳細はこちら→

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2月中旬、東京・渋谷のヒカリエにて行われたGood Job!展

※Good Job!展についての詳細はこちら→

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全国から応募された51件のプロジェクトの中から選ばれた12件が展示発表を行いました。

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【umi tote】の展示です。
ダブディビ・デザインがプロデュースさせていただいているブランドで、
神戸にある福祉事業所、NPO法人萌友(フォーユー)さんが制作、販売されています。

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来場者の皆さんに、萌友のスタッフさんが説明をしています。

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販売コーナーでは、umi toteの販売もしていただきました。
なんと、この展示期間中に納品したバッグが全て完売したそうです!
ありがたいことです♪

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他にも素敵な商品がたくさん並んでいましたよ。
私はお菓子系をたくさん買い込んでしまいましたが、どれもとってもおいしかったです♪

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そして、入選12組による最終プレゼンテーションも行われました。
萌友さんの発表を私もお手伝いしました。
最終審査の結果、残念ながらumi toteはぐグランプリ、準グランプリは逃してしまいましたが、
審査員の皆様からのアドバイスや、来場者の方々からの貴重なご意見をたくさんいただき、
とても充実した展覧会となりました。

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ちなみに、グランプリ受賞はこちら【乳酸発酵OYATSU】(神奈川・東京、NAOKO × COBO × かすたねっと)さん。

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準グランプリは【大学と企業の連携による就労支援】(株式会社ベネッセビジネスメイト+明星大学)さん。

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審査員の山田遊さん。
山田さんには、昨年11月23日に行われた「モノづくりサロンシンポジウム」でもお世話になり、
バイヤーとしての目線で、様々なアドバイスをいただきました。

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審査委員長の田村大さん。
福祉×デザイン、はもう当たり前のようになってきていて、
福祉×デザイン+αがキーになってくるのでは…とおっしゃっていました。
何で価値を高めるか、何がオリジナリティになるか、なるほどですね!

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最後に、萌友の施設長とスタッフの東條さん親子で記念写真♪
日々の支援、日々のモノづくりを行いながら、このGood Job! Awardに参加され、とても大変だったと思います。
でも、前向きに行動される姿が素晴らしいと思いました。
全ては利用者さんのためとおっしゃるその姿勢に、私も一緒にがんばりたくなります!


umi toteはこれからも進化していく予定です。
今年の夏も、また皆さんに新しいumi toteを披露できるよう、突き進んでいきたいと思います^o^

★umi toteは毎日のボーダー柄をインスタグラムで発信しています。
是非、インスタグラムで@umitote_foryouをフォローしてください♪

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by dabudivi | 2018-03-10 17:07 | 活動の様子 | Comments(0)

2018/2/21 共生の芸術祭 後篇 【ぼくは ふたり いるんだ】

先日、こちらのブログでご紹介した「共生の芸術祭」
きょうと障害者文化芸術推進機構(co-jin)主催のこの芸術祭ですが、
実は今年は、Exhibition1、Exhibition2、Exhibition3という3展示で構成されています。

先日ご紹介したのは、その中のExhibition1でした。
共生の芸術祭・Exhibition1の様子はこちらから→


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そして今日ご紹介するのは、Exhibition3【平野智之展 ぼくは ふたり いるんだ】です。

東京と神戸に住む二人の作家は、偶然にも同姓同名だったのです。
そんな軌跡がこの展覧会のきっかけなのだそう。

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まずは、神戸の平野智之さん。

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オリジナルストーリーによる漫画やイラストを制作されているそうです。

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ちゃんとコマ割りとかもされていて、本格的な漫画作品ですね。

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続いて、こちらが東京の平野智之さん。
こちらの平野さんは、ヒラトモさんと呼ばれているそうです♪
ダブディビ・デザインも良くお世話になっている、クラフト工房 La Manoの所属作家さんです。

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ヒラトモさんの作品は、「美保さんシリーズ」で有名ですね!
私の大好きな展覧会・ポコラートでも毎年、展示されています。

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ポップで奥行きのある構図が特徴。
主人公の美保さんは、La Manoの元スタッフさんで、ヒラトモさんの憧れの存在なのだそうです。

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ヒラトモ作品では作品の中の一部に色がつくことが多いのですが、
こちら(写真左の作品)は珍しく画面全体がカラーですね。

そして、会場で配布される「ヒラトモ作品のひみつ」というリーフレットが、これまた面白いのです!
ヒラトモさんによる作品解説や、La Manoスタッフ朝比奈さんによるヒラトモ作品の解説があり、
これを読むと、もっと楽しく「美保さんシリーズ」が観賞できると思います。

皆さん、是非、会場に行き、解説と作品、両方楽しんでください^o^

共生の芸術祭・Exhibition3【平野智之展 ぼくは ふたり いるんだ】は、
co-jinにて3/18まで開催中です!
詳細はこちらからどうぞ→



※尚、共生の芸術祭・Exhibition2
【虹の上をとぶ船 ~八戸から届く版画の世界・坂本小九郎とこどもたち~】も拝見しましたが、
残念ながら、こちらの会場は写真撮影不可だったので、
今回、ここでのご紹介は割愛させていただきました。
詳細はこちらでご確認ください→

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by dabudivi | 2018-02-21 17:08 | 活動の様子 | Comments(0)

2018/2/16 共生の芸術祭~Hello World~のご報告・前篇

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今月上旬、京都で行われた【共生の芸術祭~Hello World~】
3つの会場で行われたこの展覧会の一つ、Exhibition1【Hello World】に、
ダブディビ・デザインも参加させていただいておりました。

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会場は、イオンモール京都桂川「竹の広場」。
ショッピングモール内でのイベント広場空間ということで、
展覧会目当ての方だけでなく、広くたくさんの方々に見ていただけたのではないかなと思います。

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今回、ダブディビ・デザインの活動の原点として、
みっくすさいだーの原画・商品の展示が行われました。
みっくすさいだーとは、2006年に当時の神戸芸術工科大学ファッションデザイン学科の学生有志と私、
原画作者である中村清剛くんではじめたデザイングループです。
ブランド名として商品化にも取り組み、過去には、大丸やフェリシモなどでいくつかのデザインが商品化されました。

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みっくすさいだーの一番最初の作品です。
タペストリー(写真右)は、大学のラボでみんなで手捺染で制作した力作です!

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中村君の動物の絵なんですが、私が保管しているだけでも、とにかくものすごい数があるんですね(^_^;
今回、co-jinさんが工夫してくださり、こんな展示方法にしてくださいました。

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動物の絵を描いて、その形にハサミでグルっと切り抜いています。
当時の中村君は、みっくすさいだー用に原画作品を持ち込むのに、動物を切り抜いて持参してくれていました。

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表にはその動物の名前が書いてあり(時には、和名と英名が並びます)、
裏にはその動物の鳴き声が書いてあります。

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今回、数年ぶりに中村君に再会できましたー♪♪
記念写真をパチリ(^o^)

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co-jinさんが用意してくださった今回の展覧会のチラシに使用されたキービジュアルのシールです。
それを中村君が自分の展示スペースに貼り付けます。

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こんな感じになりました。

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みっくすさいだー以外にも、ダブディビ・デザインの過去の商品化事例として、
フェリシモで商品化された長村良彦さんの作品【ヘキサゴンとペンタゴン】とその柄のお洋服も展示しました。

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また、今春販売開始になる一番新しい商品化事例として、
ブルーミング中西×ダブディビ・デザインのハンカチも展示していただきました。
左が、枝松直子さんの原画作品【夏のあじさいの わがしのにおいがする 森の小びとのようせいたちの カフェテラス】と、
右が、山出高平さんの原画作品【夏の貼り絵】です。
こちらの商品については、来週初めに正式に発表させていただきますので、詳細は今しばらくお待ちくださいね!!


そして、ダブディビ・デザイン以外の展示作品もいくつかご紹介しますね。

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【ロボット】八島孝一さん
八島さんは、道でいろんなモノを拾ってきては、それをつなぎ合わせ立体物を制作されていたそうです。

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【流血雄也】川上建次さん
作品自体とても大きなサイズで、迫力満点の作品でした!

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【花の小物】国保幸宏さん
京都のアトリエやっほぅ!!に所属する作家さんですね。
色の重厚な重なりと、何とも言えない柔らかなニュアンスが素敵です。

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【無題】村田清司さん
村田さんの作品は、絵本「きみのこころのあじがする」にも使用されており、
その絵本は世界でも高く評価されているんだそうです。
和紙に描かれた独特の世界がとてもかわいいです。

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そしてこちらは、岡山にある福祉事業所ぬかつくるとこに所属の作家さん、戸田雅夫さんのインスタレーション作品。
「とだのま」という戸田さんんが営むおみくじ屋さんを、この展覧会会場でも再現したそうです。

※「とだみくじ」の体験イベントは、展覧会初日限定の実施だったため、
 残念ながら私は参加できませんでした…。

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とだみくじはこんな感じ。
戸田さんがふと思った言葉をその場で書いてくれるそうです。
いつか是非、私も書いてもらいたいです。


★共生の芸術・Exhibition1の詳細はこちら→http://co-jin.jp/exhibition/609/

尚、Exhibition3はco-jinにて3/18まで開催中です!
また改めて、Exhibition2とExhibition3の模様もご紹介させていただきますね♪
(ということで、後篇につづく・・・)


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by dabudivi | 2018-02-16 17:52 | 活動の様子 | Comments(0)

2018/1/26 ポコラートvol.7受賞者展を見てきました

数多くある障害者アートの展覧会の中で、一番大好きな展覧会がポコラートです。
年に一度、アーツ千代田3331で開催される公募展です。
(これまでにも、このブログでも何度かご紹介しています。)
(ちなみに、ポコラートvol.7の様子はこちらからご覧になれますよ)

ダブディビブログ過去記事より
「ポコラートvol.7」やっぱり最高!!~前篇~→
「ポコラートvol.7」やっぱり最高!!~後篇~→

正確には、障害のある人もない人も応募できる公募展なので、
障害者アートに限っているわけではないのですが、
おそらく多くの応募作品は障害のある方が作られた作品であるという事実があります。

そんなポコラートですが、
昨年のポコラートvol.7において各賞を受賞された方々による≪受賞者展≫が現在開催中です。

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今週は全国各地を記録的な寒波が襲っていますが、私がアーツ千代田を訪れた前日は関東でも大雪!
なので、この日もまだ雪がたくさん残っていました。

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【ポコラート全国公募vol.7受賞者展 -8人のマイ・ウェイ-】
場所は、アーツ千代田3331の1Fにある、3331 Galleryです。

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入ってすぐにあの作品!!
そうです、本田正さんのだいこんですっっ!!

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やっぱり実物はいいですね。
筆のたっちとか、色の重なりとか、紙の感じとか…
なんかもう“萌え”の感覚ですww

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おっと!シリーズ作が増えていますよっっ!!

【だいこんとえいよう】本田正

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そしてこちらもシリーズ作品のたくわん

今回、本田さんの詳しいプロフィールを読んで、ほほーーー!と納得。
10代の頃、サーフィンにはまっていた本田さんですが、
26歳からアートを始め、サーフィンとアートの両方にどっぷりはまったそうです。
その後、うつ病を患ったり、知的障害が見つかったりして、
今では農業とアートに取り組んでおられるのだそうです。
自分で野菜を作っているため、アート作品を野菜をテーマにしてはどうかとなり、
これらの作品が生まれたそうです。

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会場風景。

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こちらも大好きな作品です。

【あひる】後藤美樹


後藤さんの作品に添えてあった審査員コメントがとてもよかったです。
一部、抜粋してご紹介しますね。


藪前知子(東京都現代美術館学芸員)
あひるを描こうとしたら2になってしまった。
子どもの絵描き歌の世界にも通じるこの驚きを、
作者は繰り返し確かめるように描いている。
彼女はその都度、2とあひるの境界がどこにあるのかを推し量る。
(中略)
面白いのは、明らかに2という数字が書かれているのにすぎないのに、
それが命を持ち、あひるに見えるという反転が起きるときだ。
この一口は、異なる世界を束ね、
行き来する通路を作るという、
「芸術」という術の本質に確かにつながっていると感じる。
(後略)


本当にまさにそうなのです!
後藤さんの作品も勿論、大好きですが、
このコメントにもとーーーっても納得してしまいました。
アートの解説って、場合によってはチンプンカンプンなことが多いのですが、
(私にその理解能力がないだけかもしれませんが…ww)
こうやって丁寧にわかりやすく解説していただけると、なんか嬉しいです。


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こちらは、ポコラート7回目の今回から名前を変えた応募部門、
「形にならない表現部門」の受賞作品ですね。

【ことば+つむぐ】中村和暉

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【ねじまわし】上之昌道

こちらは「オーディエンス賞」を受賞された作品です。
確かに、昨年のポコラートvol.7会場で見たのもしっかり覚えているのですが、
今回、作者の上之さんの制作風景の動画を見て、かなり引き込まれてしまいました!!

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作品解説を少しご紹介しますと、
いらなくなった家電など身の回りにある様々な日用品を集めてきては解体し、
そこから出る部品と廃木材とを組み合わせて作品を作っているそうです。
作っては壊す、という行為を繰り返されているそうです。
おもしろいですね~♪♪

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是非、展示とともにこの動画を見ていただきたいです。

この展覧会は2/4まで開催中です。
皆様、是非ご覧くださいねー♪


【ポコラートvol.7受賞者展】
日程:2018年01月07日(日)~2018年02月04日(日)
時間:12:00-19:00
休み:会期中無休
料金:無料
会場:1F 3331 Gallery
詳細はこちら→


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by dabudivi | 2018-01-26 11:17 | 活動の様子 | Comments(0)

2018/1/19 小さくても頑張っている展覧会【dot】を見てきました

私は職業柄、障害者アートの展覧会によく足を運びます。
昨今、障害者アートの展覧会の開催も増えてきており、
ありがたいことに、マニアックな私の元にはこの種の展覧会情報はたくさん集まりますので、
正直に申し上げ、私はもう体が足りない状態になることも多いです(^_^;

(時間と距離が許せば、これも見たい!あれも見たい!と思う展覧会はたくさんあります。)

そんな展覧会の多くは、
各地域の行政が主催するような展覧会だったり、
様々な助成団体が主催するような展覧会だったり(前回ブログの日本財団さんなんかもそうですね)、
また、それぞれの福祉事業所が自前で行う展覧会だったりしますが、
それ以外にも、個人で頑張って活動されている方の展覧会なんかもあるわけです。
たまたまあるご縁がありつながった方(関西在住)が、
東京で展覧会をされるとおハガキをくださったので、これは楽しみ♪と出かけました。

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展覧会会場は、民家を活用して営まれているカフェ。
ごはんとお茶・スノウドロップさんです。→スノウドロップさんのHPはこちら
ふつーーーのお家、みたいなところです。

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門をくぐり、玄関につくまでにも、おっと!!
意表を突いたところに作品展示!!ww

【バス】宮地 信也

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大胆な展示方法ですね(^_^;
いいんです、自分達がいいと思ったように展示すればいいんです!!

【晴れ】山本 努

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そしていよいよこちらが玄関。
まるで、小学生の頃、友達のお家に遊びに来た時のような懐かしい感じ♪
(勿論、ここに来るのは初めてですよw)

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店内はこんな感じです。
和室のお部屋に座布団・机が並んでいて、ほっこりする感じ。
作品は部屋の壁に展示されています。

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こんな感じで、何気なく展示されています。

展示されている作品は、アメリカ・サンディエゴのSophie's galleryという施設の作品と、
日本・大阪の社会福祉法人嘉誠会 ヴァンサンクの郷という施設の作品、
塔本美術教室、こどもアートさんの作品です。

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【Abstruct】Kalaya Barker

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【海辺のドライブ】田中 真琴


この活動を主導されている方は、
独自でアメリカにもコンタクトをとり、ご自身で現地も訪れられ、
その後、日米交流展を開催されているそうです。
実は、2016年11月にも大阪で日米交流展を開催されていて、私はその展覧会も拝見していました。
作品の魅力はもちろんのこと、
こうやって、小さな活動でも想いをもって活動されている方の展覧会が行われているということは、
とても素晴らしいことだなーーと思っています。

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そして、ここに行くことの楽しみの一つであったランチ♪♪
スノウドロップさんは、地元の農家でとれた野菜を中心にしたランチを提供されています。
優しくて、おいしいお味でした~(≧▽≦)

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お庭を眺めながら、ケーキとお茶、なんかも良いと思います。
(私はデザート付きのランチを楽しみましたー)


<展覧会情報>
※展覧会は昨年2017年に行われたものです。終了しておりますのでお気をつけください。

【dot】
日時:2017年10月29日~11月10日、11:30~16:30
場所:ごはんとお茶・スノウドロップ(大泉学園駅)
協力:Sophie's gallery、社会福祉法人嘉誠会 ヴァンサンクの郷、塔本美術教室、こどもアート
主宰:こばとアート舎 http://www.kobato-art-sha.com/


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by dabudivi | 2018-01-19 11:27 | 活動の様子 | Comments(0)

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